ここにご紹介する吊上げ作業は、アメリカで行われたものです。
写真に写っているコラムは、重量が52~100トン、長さが30~60mあるものです。
横置きのコラムをツインパススリングを使い、ダブルチョーカーで結びつけて真っ直ぐ垂直に立ち上げ、90トンの杭打ち機にセッティングしているところです。
この作業においては、どんな種類の吊り具にとっても大変厳しい使い方となりますが、ツインパススリングを使うことで、1本のコラム吊り上げ作業の時間は、作業者2人が携わり 平均約10分でした。作業時間の短縮と安全の確保さらに作業者の負担の軽減が、ここでも確認されています。