今回ご紹介致します写真は、鉄構ブロック(重さ約50ton)の反転作業時に、ワイヤーロープの先付けとしてツインパススリングが使われているところのものです。
従来はクレーンに掛けたワイヤーロープをブロックの下に引き込み、鉄構ブロックの吊りピースと繋ぐために、シャックルを付けたワイヤーロープを数人の作業員で持ち上げなければならないという大変な作業が行われていました。
この作業の中で、鉄構ブロックの吊りピースとワイヤーロープとを繋ぐ部分を、ワイヤーロープに変えてツインパススリングを採用して頂いたことで、『重い吊り具を持ち上げる作業が軽減でき、作業時間も大幅に短縮できた』とお客様より高い評価を頂いております。(使用荷重30ton 長さ2.5mのツインパススリング6本を使用)
今回ご紹介しましたように、ワイヤーロープの先付けとしてツインパススリングが使われることにより、作業の安全性と効率化の両面において大きな効果があることが確認できておりますので、皆様の現場の中でワイヤーロープと繋ぎ金具とのジョイントでお困りになられているようであれば、是非 弊社に御相談下さい。